『エフォートレス思考』

グレッグ・マキューン(著)・高橋璃子(訳)、かんき出版

好きな言葉

目標が大きければ大きいほど、苦労「しない」ことが大切なんだ

-『エフォートレス思考』カル・ニューポートによる推薦文より(p.4-5)

考えたこと

  • ゴールが大変だと感じたら、シンプルにする
    (もしくは、始めることが困難と感じたら、)
  • 言語化する
  • 言葉でなくとも、達成された状態をイメージする
  • そして頭をリセットして考える
    「どうすればこれを簡単に行えるだろう」
  • 楽しみながらできる方法があるかもしれない

「大変そうだな」と感じる目標に向き合うときは、まずそれをシンプルな形で考えてみよう。(あるいは、「最初の一歩が重いな」と思ったときも)

たとえば、こんな問いを自分に投げかけてみる。

「どうすれば、これをもっと簡単にできるだろう?」

これは「手を抜く」ことではなく、不要な努力を手放すこと。
苦しみを前提にしない方法があるなら、それを選んでいい。

目標を言葉にすることの大切さ。
言葉でなくてもいい。「こうなったらいいな」と思う状態を頭の中でイメージしてみる。
すると、そのために最低限、何が必要か、が見えてくる。

逆に言えば、それ以外のことはやらなくていい。
自分で無意識に増やしてしまっている「タスク」を減らせば、心のハードルも下がる。

たとえば、「毎日何かの勉強を継続したい」と思ったとする。そんなときは、毎日勉強を続けている自分を想像してみる。

その状態を思い浮かべると、「続けられる理由」や「続ける妨げ」が見えてくるはず。

どうやったら、あなたは自然と勉強に向かえる?向かえない誘惑を自然と避ける道はある?
状況を想像して、問いかけることで、自分自身に合った環境づくりをすることができる。