[6/16-20]今週やったこと

  • ダクタイル鋳鉄管:先週の設計図を続けている

分からないままでも、なんとか少しずつ進めることができた。
細かい情報は色々更新されていくんだけど、全体の流れがまだ身についていない。

つまづいたポイント

  • 地下埋設物を意識する習慣がまだまだ育ってない。
  • 排泥管のタイミングがいまだに掴めない。

来週やりたいこと

  • また進めていくくらいしかできない。
  • 3ヶ月のまとめを作りたい。

入社から3ヶ月が経とうとしている。
正直、停滞感がある。
私が関われる仕事がなくて、手応えを感じにくい日々。
やってみないと分からない部分は多いと私は考えているので、「経験できない」というのは苦しい。

できなかった私に“できる”をくれたマニュアルと簿記

価値を生み出せない自分

高校まで無気力で、何も続けてこなかった私は、当然「得意なこと」なんて一つもなかった。
大学に入り、「限界集落」という日本の課題に触れるなかで、ようやく社会や経済に対して関心を抱くようになった。
ただこれまで何もしてこなかった私には「価値あるものを生み出す」ことなんて、想像もできなくて、劣等感ばかりが募っていった。
そんな私が新卒で入社したのは、某飲食チェーン店。
そこで私は、自分のような人間でも再現性高く、価値を生み出す方法があることを知った。

マニュアルに出会ったときの感動

それが「マニュアル」だった。
経験知を集結させて作られたマニュアルを守れば、私でも顧客の求める価値を安定して提供できる。
当時は、そんな仕組みに深く感動したのを覚えている。
休憩時間にはずっとマニュアルを見ていた。
お客様に直接関わらない掃除や片付けこそ、動線や回数を意識していかに効率的に行うかを考えた。

私がマニュアルに感動したのは、その裏に作った人の哲学や理想があったからだと思う。
「こんな価値を届けたいから、こうする」
「お客様の求める価値を、最短距離で再現する」
そんな思考で組まれたマニュアルは、お客様にとっても従業員にとってもウィンウィンな仕組みだと思った。

簿記との共通点に気づく

ここで気づいたのが、「マニュアル」と「簿記」との共通点だ。
簿記も、ルールに従って処理すれば、誰がやっても経済活動を数字で表現できる。

しかも、そこにも「哲学」の入り込む余地がある。
1つ例を挙げるなら「標準原価計算」。
人の期待と現実のズレが「差異」として表れる仕組みは、本当に面白い。

例えば「マニュアル通りにやれば必ずおいしくなる」はずの料理が、何らかの理由で品質が下がってしまう。
その多くは忙しさなどで、マニュアルが守られていないことが原因だ。
つまり「熟練度」などの曖昧な理由ではなく、たいていはすぐに具体的な方法で対処や対策が可能な原因だ。
簿記でいうなら、「消費量差異」や「価格差異」など、原因にはもう名前がついている。
人生単位で理想と現実のギャップを分析するのは難しいけれど、簿記の問題集ではそれをパズルゲームのように楽しめる。
こんなに面白い学びは、他にそうないと私は思う。

[6/09-13]今週やったこと

  • ダクタイル鋳鉄管の新しい設計図に挑戦

先週の一体化長さで詰まった設計図ではなく、他の設計図をトレースすることになった。
(同じ鋳鉄管の図面なので、一体化長さも出てくる)
違う自治体の設計図のため、部品表記や利用する工法、設計図のフォーマットが少し違うのが勉強になる。
部品の寸法がよりまとまったカタログを見つけることができた。

つまづいたポイント

  • 土被りなど、立体的にイメージするのが難しく、どう配管を描くかまだ混乱中。
  • 工法や図面の描き方・表記の違いにより、部品の使い方まで混乱が起きている。

来週やりたいこと

  • とにかく配管の図を描き切ってみる。
  • その上で、先輩の図面と見比べて、違いから学ぶ。

部品の寸法や描き方について少しずつ整理できてきたので、来週はとにかく難しいことは考えないで、描くことを優先してみよと考えている。

[6/02-06]今週やったこと

  • ダクタイル鋳鉄管の簡単な配水管の設計図をトレース

シンプルな図でしたが、これを仕上げるのに私は約2週間かかった。時間がかかった理由は、この作業を通じて、水道施設の設計ルールを確認していたから。

つまづいたポイント

  • 以前トレースしたポリエチレン管と比べて、ダクタイル鋳鉄管は部品やルールが異なるため、戸惑った。
  • ライナの使い方や一体化長さが分からなかった。

来週やりたいこと

  • 今回の設計図を見直して書き直す
  • 一体化長さのルールを見直して、図面に正確に反映できるようにする

一応完成したが、元の設計図との違いを上司に聞くと、一体化長さの考え方が間違っていたことが分かった。

ふりかえり【2ヶ月】

入社して2ヶ月が経過。今のところ戦力外状態だけど、その分インプットに集中できる良い期間だと思ってる。

この2ヶ月でやってきたこと

  • 朝活(高校物理の問題1問)
  • 過去の成果物のトレース
  • 派生した調べ物(設計のルールや背景など)

朝活: 物理

『物理のエッセンス(力学・波動)』という問題集を毎日1問ずつ。
土木といえば、やっぱり物理かなと思ったから始めてみたけど、少しずつ繋がりが分かってきたように感じる。

過去図面のトレースと調べ物

今の業務内容として、先輩の成果物をトレースしながら設計のルールを学んでいる。
最終的な目標として、1から自分で設計できるように訓練中。

今後の課題

  • 『AutoCADできちんと土木図面をかく方法』
  • 地図の勉強

今後、自分が苦手意識を持ちそうなものを考えた。今のうちに基礎を押さえて、少しでもハードルを下げたい。
余裕がある今だから、焦らずしっかりインプットしたいと考えている。