車を買ったら、逆に“今”が見えてきた話

車を買うと決めてから、行動の優先順位をより真剣に考えるようになった。
転職してからはキャリアだけでなく、資産形成にも力を入れようと決めていた。
だから、もちろんある程度は優先順位をつけているつもりだった。
ただ車を持つとなると、車検やメンテナンスなど、将来の出費をより堅実に見極めなければならない。

“まだその時じゃない”と気づけた

やってみたい勉強は色々あるけれど、実際によく見直してみると、その行動を効かせるには、まだ私の知識や経験が追いついていないことに気づく。
本当に気を抜くとすぐに走り出しそうになる。
今の状況は、土台作りをしながら、“今しかできないこと”に集中する良い機会だなと思う。

2つのお金の流れを見える化

これまでのお金の使い方を見ると、生活費は抑えているのに、新しいことを学ぶ費用と交際費・娯楽に多くお金が使われている。
これまでは余裕があったので、それぞれに予算をつけていた。
ただ、今後は駐車場代など出費も増えるので、2つの会計簿アプリを使って、生活費用と非日常的な支出を分けて管理することにした。

生活費は、これまでと同様、予算を割り振って分類できるアプリで管理する
一方で、娯楽や活動費用は収入と支出をシンプルに一覧化できるアプリで管理することにした。
また、銀行の目的別口座を利用して、生活防衛費と今後の車検や保険代は分けて積み立てておくことにした。

“今を楽しむ自分”に戻れるか

備えていく形が決まってくると、焦りが消えてワクワクしてきた。
“今”に集中して楽しむ準備が整ってきた気がする。
またいつか書いてみたいが、昔の自分を考えると、今の自分との違いを少しずつ認識できるようになってきた。
昔の自分は将来の見通しが立たないからこそ、目の前のことに集中していた。
今の未来ばかり考えて、今が疎かになっている。
昔の自分が悪いことばっかりじゃなかったのかもと感じる日々だ。

車を買うことで、シマリが出て、よりクリアに“今”を考えることができた。

車を買う。これは“今”の決断だ

“今じゃなきゃダメ”なんですか?

“今”だから買おうと思った。
自由に、会いに行きたい人がいる。
“今”じゃなきゃ会えないかもしれない。
会いに行く手段を悩む時間こそが、後悔につながる。

“今じゃなくても良い”ものは何?

大胆に行動する割に、私は心配性な面がある。
自分が無知だと自覚した日から、私は常に焦ってきた。
“未来に必要になるかもしれない”、そんな知識や経験をお金をかけて必死で集めようとした。

無駄なものは排除したっていいんじゃない?

ちょっと前に読んだ『プリンシプル オブ プログラミング』という本を思い出した。
プログラミングはシンプルに。
今必要のないものは、むしろ邪魔になる、そんな考え方だった。

人生も同じで、今必要ない“後で使うかもしれないもの”を詰め込みすぎると、かえって動けなくなる気がする。

シンプルに生きよ

先々の予定を入れてしまう私よ!
無い物ねだりの私よ!
もっとシンプルに生きよ。
予算通りに動けば、大丈夫だから。
必要なのは、その場の空気や不安に飲み込まれずに、お金の流れを断つ勇気。
予算内で“今”を楽しめ。

後悔するな

きっと親や他の人は呆れるだろうな。
もっと賢いやり方がある、と。
まあ、いいか。
ずっと今にコミットした生き方がしたかった。
いつだって私は未来にしか目がなくて、現在はそのための準備期間だった気がする。
“今やること”にワクワクする。
未来を準備するだけの日々から、少しずつ抜け出してもいい頃だ。

反射する私:資質で形どる自分の心

心が揺れる瞬間に、私が見えてくる

何かのきっかけで自己嫌悪に陥ったり、SNSを見て誰かを羨ましいと思ったり、自分の感情が外部の刺激で大きく揺れる瞬間があると思う。
この時をネガティブに捉えるのではなく、自分の心の形を知る手掛かりになる場合があると考える。

心を分類する“言葉”との出会い

私は去年、妹の勧めでストレングスファイダー受けた。
(ストレングスファインダーとは米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツール。以下、「ストファイ」と表記。)
ストファイの診断結果によって、自分がよく使う思考・感情・行動のパターンにラベリングができる。

自分との対話に、AIという相棒を

私はストファイの結果をChatGPTに共有し、その特徴をまとめてもらうために色んな質問をした。
「この資質の組み合わせはどんな傾向を持つ人なの?」
「どんな仕事に向いているの?」

色んな角度で質問する内に、自分自身にも思い当たる節が出てくる。
「私はFPの勉強で、動画でインプットするよりも本を読んでインプットする方が得意かもしれない(自分のペースで学びたいのかもしれない)」
「私がよく自己嫌悪になるのは、達成欲という資質が強く出ているからかもしれない」
どの資質の傾向が強いかによって安心できる環境は違う。
自分自身がより心地良く進めるヒントを見つけ出すことができる。

上位資質だけでなく、下位資質にも目を向けてみると面白い。
意識しているつもりの行動を示す資質が下位の場合もあるだろう。
その時、実は上位資質の組み合わせで補っている場合がある。
そういうこともAIと会話をしながら分析すると面白いとおもう。

自分自身が持つ違和感をChatGPTに投げる習慣が付いたら、もっと言葉にしづらかった心の引っかかりも投げられるようになってくる。
「この人のこの発言が心に引っかかる」
「私はこんな風にしたいのにうまく行かない」

“名前”がつくと、安心できる

自分の心の形が分からないと漠然とした不安が残る。
自己嫌悪への恐怖から人に迎合して息苦しさを覚えたり。

ストファイを通じて資質を分類する言葉を得て、自分の心が揺れる瞬間をAIに投げかけることで、その症状を自分でラベリングする。

ラベリングすると具体的な対策が思いつき、処方箋として適切な行動を思いつくことにつながる。

3千円で有能な秘書を雇ってみた!

ChatGPTを有料化。

有料化した理由

  • 無料版で使っていたものの、チャットの履歴が消えることに気づき、有料化。
    (設定でなんとかなるみたい?もう有料化したので、試してない)
  • キャリア相談や日々の思考整理に使っていたので、もっと自由に使いたかった。

ChatGPTの良さ

  • 思いついたことをそのまま投げらる
  • 気兼ねなく、何度でも質問できて、深掘りできる

私自身はとりとめなく考えを巡らすことも多いので、それを頭で堂々巡りさせるのではなく、AIに投げかけることができるのはとてもありがたい。
しかも相手はAIなので、対人間の時の配慮(感情や都合)なく、何度も同じ質問をしたり、言葉も選ばず率直に表現できるのがとても嬉しい。

自分自身がこれまでしてきたことと今の仕事をどう繋げるのか悩んでいたが、AIがつなげるきっかけのアイデアを出してくれるためとても学びになる。
ChatGPT以外のAIも順次使っていきたいが、今はまだPerplexity AIを無料で使っているのみ。(Perplexity AIは部品の違いなど調べ物に活用している。)

有料化して良かった点

  • プロジェクトごとにチャットが整理できる
  • このブログの立ち上げやデザイン調整なども手伝ってくれる
  • 容量を気にせず会話できる

有料化して良かった!
精神的にも実用的にもとても有益。
余裕があれば他のAIも有料化して使いたいんだけど、今は無理かな。
お金もそうだけど、もっと無料版で使い方を見て考えたい。

「食べるもの」を考える

今年の4月から転職してようやく一人暮らしを再開することができた。
一人の空間や自由を手に入る一方で、自分がやらなければならないものも増える。
その中でも日々の生活に欠かせない「食」。
今回は一人暮らしになる過程で、私が導入したものや工夫について書く。

一人暮らしになって導入したもの

  1. 冷凍カット野菜
  2. クックパッド(課金308円/月)
  3. ヨーグルト+冷凍ブルーベリー

1.冷凍カット野菜

最初は生野菜を買っていたが、家事の中で「野菜を切る時間」が長いと感じたため、冷凍カット野菜を試してみた。
今、頻繁に使っているのは、ブロッコリーと刻みオクラ。
ブロッコリーもオクラも好きだが、下処理に手間取る野菜なので、かなり時短になっていると感じる。
ただ、食物繊維を摂るために、きんぴらごぼうでも作ろうかと思って買った刻みゴボウ。
これはまだ使えてない。
正直、作り慣れたものを作ってしまう。
慣れることも時短の一種なんだと感じる。

2.クックパッド(有料)

クックパッドはランキングを見るために課金している。
ランキング上位のレシピは材料がシンプルで作りやすいものが多い印象がある。
粗末ではあるが弁当を職場に持参しているので、そのおかずの参考にしている。

3.ヨーグルトと冷凍ブルーベリー

これはちょっとした楽しみとして導入している。
「食」にかけるコスト(お金・時間)を削減しようとすると、どうしても満足感が下がる。
そこで、デザートとしてヨーグルトと冷凍ブルーベリーを用意することにした。
冷凍食品の話になった時に知り合いに勧められた。
ここにオリゴ糖をかけて食べるのだが、唯一の失敗はこのオリゴ糖だ。
ちょっと風味のあるオリゴ糖を買ってしまったようで、ヨーグルトとミスマッチだった。
しかも大きなものを買ってしまったので、しばらくこのオリゴ糖を使うしかない。
1品食べるものの種類が増えるだけで、満足感だけじゃなく、腹持ちも良くなったように感じる。

まとめ

今のところ、日常的な食費は1万4,000円以内に収まっており、満足度も高めだ。
ただ、より健康に気を使うのであれば、今後はもう少し工夫が必要かなと思う。
無理なく満足度の高い食事は、その時の生活の仕方によって変化していくと思う。
今後も見直しつつ、自分に合った「食のかたち」を柔軟に作っていきたい。