流体力学の勉強を始めた。
今読んでいるのは、専門基礎ライブラリー『流体力学 シンプルにすれば「流れ」がわかる』という本。
物理の問題を毎日解く中で、少しずつ物理学的に考える習慣がつけば良いと思っている。
美しさって何?
アニメは見てないけれど、YouTubeで「チ。」のMADなんかが流れてきた。
そのとき、ふと思った。
「美しいって、なんだろう?」
数式を「美しい」と表現する人がいる。
私はこれまでの人生で数式に美しさを感じたことはない。
ただ、物理の問題に毎日取り組む中で、一つ考えたことはある。
私の考える美しさの正体
白露(しらつゆ)に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける
百人一首 文屋朝康(37番)
高校生の頃、「うた恋い。」という漫画にハマった。
その時に、ちょうど学年で百人一首のイベントがあった。
歌のリズムが好きだったので、決まり字を覚えることはしたくなかったが、とりあえず百人一首の本を読んでいた。
パラパラと読み進めていく中で、この一首だけは、はっきりと情景が頭に浮かんできたことを覚えている。
ただの文字の羅列やリズムの良さだけでなく、情景を思い浮かべることができた時の感動は今でも覚えている。
こうした感動を「美しい」と表現しているんじゃないだろうか。
私の理想 ➖数式にも風景が見えるように➖
いま、数式でも同じことが起こるんじゃないかと想像している。
つまり、数式を見て、何かしらの運動や現象が自然と頭に浮かぶようになる。
私は将来、そんな風になれたらいいなと思っている。